ECzine編集部では、電子書籍『リアルな組織で実践!CX向上フレームワーク(ECzine Digital First) 』が、2020年9月15日より、電子書籍対応の各オンライン書店で販売開始となったことをお知らせします。
本書『リアルな組織で実践!CX向上フレームワーク』は、CX(顧客体験)向上のための実践的なノウハウを公開したものです。
Oisixなどの食品宅配事業を展開しているオイシックス・ラ・大地で、 CXO(Chief eXperience Officer)という役職についていた著者が、 ここ数年で注目が高まっている「CX = Customer Experience(顧客体験)」 について、カイゼンを繰り返し、学んできた知見をまとめました。 基礎的なCXの考えかたから実践的なフレームワークまでを紹介し、 読者の方がCX向上に取り組む際の新たなアプローチを得られることを目指しています。
なお本書は、ウェブ「ECzine」の連載「オイラ大地・白石のCX研究所 」を、電子書籍用に再編集し、まとめたものです。
目次
●第1章 今注目のCX(顧客体験)とは
◎そもそもCX(顧客体験)とは
・(1)スペックを磨くだけでなく、感情が高まる演出をする
・(2)「もう一度体験したい」と思ってもらえるほどの演出をする
・(3)体験を演出する範囲を正しく理解する
◎CX向上でもたらされる効果とは
●第2章 自社の商品・サービスが提供するCXの現状を知ろう
◎ステップ0:CXとは誰が作るものかを考える
◎ステップ1:お客さまの声を聴く仕組みを作る
・社長と行く!新人お客さまインタビュー
・全社員参加の「食卓体感研修」
◎ステップ2:お客さまの声を整理し、見える化する
●第3章 UX改善のポイント 課題分類とチームの作りかた
◎課題を分類し、優先順位をつけて解決に臨む
◎達成感と貢献実感を共存させることが重要
●第4章 事例に学ぶ、選ばれるための顧客との向き合いかた
◎事例(1)Zappos「顧客に他社での購入を促すことを推奨する会社」
◎事例(2)赤ママが営む小料理屋「注文した人によって味を変えてるの」
◎1人ひとりの顧客の幸せを追求することこそCX
著者プロフィール
オイシックス・ラ・大地株式会社 白石夏輝(シライシ ナツキ)
学生時代のインターンからそのままオイシックスに新卒で入社。その後、新規、既存顧客向けのプロモーション活動に従事し、2018年10月より同社CXOに就任。これらの経験を経て、現在は世界一の顧客体験を誇る中国・上海において新規事業の立ち上げに従事している。