ECサイト構築ソフトやソフトウェア開発支援ツールを提供するシステムインテグレータは、ECサイト構築パッケージ「SI Web Shopping」の最新バージョン「SI Web Shopping V12.8」をリリースした。
SI Web Shopping V12.8は、さらなる品質・セキュリティの向上を目的とし、ウェブ・モバイルアプリなどの開発やセキュリティ診断を提供するバルテス・モバイルテクノロジー(以下、VMT社)にて、ウェブセキュリティ診断をフロントサイトおよびCDMSに実施した。
VMT社が提供するウェブセキュリティ診断は、独自ツールによる「自動診断」とこれまで多くの診断に携わってきた診断員による「手動診断」を組み合わせ、緻密で正確なセキュリティ診断を実現している。
CDMSはSI Web ShoppingがCMSオプションとして提供しているコンテンツ配信用アプリケーション。同アプリケーションを利用することで、編集用アプリケーションConcrete5で編集したコンテンツをフロントサイトへ反映することができる。
SI Web Shoppingは、IPA(情報処理推進機構)が提唱する「安全なウェブサイトの作り方」に準拠して構築されている。今回、第三者機関のセキュリティ診断をフロントサイトおよびCDMSに実施し、セキュリティリスクの高い脆弱性は発見されなかったことから、安心・安全なECサイトの提供が可能であることを改めて証明した。
ユーザーは同バージョンを採用することにより、EC事業者やECサイトを利用する消費者に対してもより一層安心して買い物ができるECサイトの提供が可能になる。顧客の多様化するニーズに対応するなかで、よりセキュアなデジタル基盤を構築することが、信頼性向上につながるとのこと。