ロジレスとMIKATAは共同でEC事業者に対し、受注・出荷業務についてアンケート調査を実施した。
ECの最大の課題は「配送コストの高騰」
現在のEC業務における課題を複数回答式で尋ねると、「送料含む配送コストの高騰」が56%に。ほかにも、「業務の属人化」や「複数サイト運営にともなう受注業務の煩雑化」などが課題として挙げられた。
物流代行の利用率は約37%
37.1%が物流代行を「現在利用している」と回答。一方で、「利用も検討もしていない」は34.0%だった。
半数以上が受注管理システムを利用 外部システム利用は約38%、自社開発は18%
55.9%が受注管理システムを「現在利用している」と回答。外部システムの利用率は38.3%、自社開発システムの利用率は17.6%だった。一方で、「利用も検討もしていない」とは44.1%だった。
倉庫管理システムの利用率は約30% 外部システムより自社開発システム利用が上回る
30.1%が「現在利用している」と回答。外部システムの利用率は12.5%で、自社開発システムの利用率は17.5%だった。一方で、「利用も検討もしていない」との回答は69.9%だった。
調査概要
- 調査名:「EC事業者の受注・出荷業務」に関する実態調査
- 調査期間:2020年3月16日(月)~2020年4月15日(水)
- 調査方法:「ECのミカタ」読者へのアンケート調査
- 対象者:ECサイト運営者
- 回答者数:329人