ギフティは、運営する「giftee」上の販売データを集計し、 新型コロナウィルスの感染拡大にともなうeギフト販売動向の変化を調査した。
自宅にギフトが届く配送型、 デジタル型ギフトの販売増
配送種類別では、 eギフトを受け取った人の指定場所へ商品を配送する「配送型」ギフト、 外部サイトでの商品購入の際にシリアルコード等を利用する「デジタル型」ギフトの利用が増加。 中でも「配送型」ギフトは売上全体に占める割合が、 昨年1年間の平均値に対して約500%増となった。
新型コロナウィルス感染症拡大に伴う緊急事態宣言の発令により、 飲食・小売・サービス等の店舗において営業自粛や営業時間の短縮が続いていることから、自宅で商品を受け取れるeギフトの需要が伸びたと分析している。
自宅で楽しめる高価格帯のグルメや嗜好品ギフト、 美容アイテムの販売が増加
ギフトの傾向としては、 レストラン系商品やグルメカタログなどのグルメギフト、 コーヒー・紅茶、 クラフトビールなど嗜好品ギフトの販売が増加。 また、 ホワイトデーや母の日の需要など女性向けのプレゼントとして、 スキンケア商品など美容アイテムの販売数も増加した。
高価格帯の商品の需要が増加。 平均単価も上昇
ギフトシーン別では「誕生日」「出産祝い」などのシーンにおいて高価格帯の商品の需要が増加。それに伴い、 「giftee」の1送信あたりの平均購入単価が上昇した。不要不急の外出自粛要請にともない、 普段なら直接手渡ししているギフトシーンにおいて、 離れた相手にもLINEやメールなどから簡単に贈れるeギフトを代用いただくシーンがうかがえたとのこと。
「誕生日」「出産」向けカードを選択した場合の1送信あたりの平均購入単価
2020年2月 | 2020年3月 | 2020年4月 | |
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誕生日 | ¥924 | ¥983 | ¥1,201 |
出産祝い | ¥2,518 | ¥3,549 | ¥4,111 |
母の日の売上が昨対同日比で約147%増
速報値ベースではあるが、2020年の母の日(5月11日)当日の売上が昨対同日比で約147%増加した。