楽天とシンガポールのSQREEM Technologies Pte. Ltd.は、AIによる行動パターン分析を軸としたデジタルマーケティングソリューションを開発。日本国内の広告主企業に提供する新会社 楽天スクリームの設立を発表している。
楽天スクリームは、楽天と、AIをベースとしたマーケティングソリューションを提供するSQREEM Technologies Pte. Ltd.が、同社の日本部門SQREEM Technologies (Japan) Pte. Ltd. を通じて、共同で出資し設立した新会社。
新会社は今後、1億以上の楽天会員(2019年9月末時点)に基づくデータ、およびSQREEM Technologies Pte. Ltd.の持つ行動パターン分析データを活用し、インターネット広告におけるメディアバイイング(広告枠の仕入れ)や消費行動の精緻な分析が可能となるさまざまなデジタルマーケティングソリューションを提供する予定。これにより、複雑化した消費行動を明確に捉え、日本市場における広告パフォーマンスの改善を図り、さまざまな広告主企業に対応した新たなデジタルマーケティングソリューションを提供するとしている。