フラーは、2020年に本格的に普及が始まる第5世代移動通信方式(5G)時代のアプリ対応に向け、Link-Uと業務提携を行う旨を発表。
5G時代到来に伴い、音楽・動画などの大容量コンテンツや、MaaS・IoTなど高速で複数端末との接続が必要なサービスに対する需要が高まること、それにより大規模な処理を行うサーバー技術やビッグデータの解析技術がより必要になることを踏まえ、2社は業務提携を決定。5G時代の新たなアプリ体験の創出を目指すとしている。
フラーの概要
フラーは、モバイル行動データを核に、モバイルアプリの実利用推計データをもとにしたアプリ分析サービス「App Ape」を提供する企業。アプリ分析支援事業と、アプリの成功失敗にかかわるデータと知見を活かし、モバイルのビジネス活用を一気通貫でサポートする共創スタジオを展開している。アプリ分析支援事業ではこれまでに5,000社以上の分析を支援。共創スタジオでは、日本放送協会(NHK)の子ども向け動画アプリ「NHKキッズ」、日本三大花火のひとつである長岡花火の公式アプリ、オートキャンプを中心に、自然指向のライフスタイルを提案・実現しているSnow Peakの公式アプリなどを共創している。
Link-Uの概要
Link-Uは、自社設計のオリジナルサーバーを基軸としたデータ配信と、そのデータを蓄積・分析・処理するAIソリューションを併せ、ワンストップで提供するサーバープラットフォームビジネスを展開。サーバー開発、アプリケーション開発、運用の3つをコアソリューションとし、おもに電子書籍や動画配信の分野において実績を持つ。これまでに小学館と「マンガワン」、集英社・ICEと「MANGA Plus by SHUEISHA」「銀魂公式アプリ」、博報堂と「まいどく」、集英社・and factoryと「マンガMee」、白泉社・and factoryと「マンガPark」、スクウェア・エニックス・and factoryと「マンガUP!」などを開発している。