中国向け日本商品特化型越境ECプラットフォームを運営するインアゴーラは、中国コーヒーチェーンの瑞幸珈琲(ラッキンコーヒー)に対し、カルビーが販売する京都産のシリアル食品「フルグラ」の取り扱いをサポートする旨を発表。
ラッキンコーヒーは、リアル店舗とテクノロジーを融合し、専用のアプリを通じて注文から決済までを行うシステムや、店舗以外の場所への配送など中国人ユーザーのニーズに即したサービスを提供する中国のコーヒーチェーン。2019年11月に発表された第3四半期決算では、店舗数が前年同期比約3倍の3,680店舗、累計ユーザー数が前年同期比約5倍の約3,070万人となっている。
同施策は、ラッキンコーヒーが2020年1月8日に北京国家会議センターで行った戦略発表会内で発表されており、更なる顧客獲得およびサービスの向上を目的に、無人コーヒー販売機の「瑞即購」(Luckin Coffee EXPRESS)およびフルグラなどの菓子類およびジュース類などを販売する自動販売機の「瑞划算」(Luckin POP MINI)を新たに展開することを公表している。
インアゴーラは、同社が展開する越境ECアプリ「豌豆公主(ワンドウ)」においても2017年10月よりフルグラの取り扱いを開始しており、中国人ユーザーの昨今の健康ニーズと「フルグラ」のおいしさ・手軽さが、ラッキンコーヒーのビジネスモデルと親和性があると捉え、今回の協業を決定。ラッキンコーヒーの顧客満足度やフルグラの市場認知度の向上、中国人ユーザーの健康的で便利な食生活をサポートする。