グラムスは、商品撮影専用カメラアプリ「ZenFotomatic CAM」のiOS版をリリース。同時に、これまでベータ版として公開していたアンドロイド版もアップデートし、正式版としてリリースしている。
また、これまで限定公開だった「ZenFotomatic」のAPIも一般公開。ユーザーによる自社サイトのシステムとの連携や、ショッピングカート、CMS、各ショッピングモールなど、ネットショップ支援事業者によるZenFotomaticの機能実装に対する支援も行う。
ZenFotomaticは、商品画像加工作業をワンストップで全自動化するウェブアプリとして、大手企業から個人ユーザーまで約160ヵ国のEC運営者が利用しているサービス。今回リリースされるZenFotomatic CAMでは、アプリが入ったスマートフォンで商品を撮影することで、リサイズ、被写体背景の切り抜き・白抜き、被写体のセンタリング、余白の追加、被写体の角度補正、明暗補正など、必要な画像処理を撮影と同時に自動で行うことが可能となる。
なお、ZenFotomatic APIについては、これまで限定的に数社のユーザーとパートナー企業に対して公開していたものを、機能・性能のアップデートにより精度を増すことができたため、一般公開を決定。同社は、API一般公開によってさらにEC運営者の業務フローに広く浸透し、業務負担を軽減するとともに、EC業界全体の発展に寄与していくとしている。