越境ECをサポートする代理購入サービス「Buyee」を運営するtensoは、大日本印刷がDNPグループの書店及びトゥ・ディファクトと共同で運営するハイブリッド型総合書店「honto」の海外向け販売サポートを行う旨を発表。
hontoは、ネット書店と、丸善、ジュンク堂書店、文教堂、啓林堂書店などのリアル書店を連携させた総合書店。日本の書籍に対して購読意欲がありながら、日本国内のみの販売によって手に入らない、海外向けに流通されるまでに時間がかかるといった物理的障壁を抱えた海外在住の日本書籍ファンに対して、書籍の購入を可能にするためBuyee内にhontoの海外向け販売ページを開設する。
同サイトでは、日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)から表示言語を選択することができることに加え、PayPal、Alipay、銀聯カードといった決済方法の利用も可能。海外発送手続きや日本語、英語、中国語(繁体字・簡体字)でのお問合せサポートなども行う。配送手段も、EMS、SAL便、国際小包、船便DHLなどに対応している。
honto担当者は今回の取り組みに対し、「海外で生活するユーザーから日本の書籍需要が高まるなか、さらなる海外顧客へのアプローチ、販路拡大、グローバル展開を目指す第1歩と考えている」とコメントしている。