プレイドは、同社が提供するCX(顧客体験)プラットフォーム「KARTE」の新機能として、「レコメンド機能」の提供を開始する。レコメンド機能は、ユーザーごとの属性・行動といった顧客データに加えて、その人の状況や文脈、オフラインデータも相互に関連付け、パーソナライズされたレコメンドを提供することができる。
本機能の主な特徴は下記のとおり。
オムニチャネル実現に向けたデータ統合
ウェブサイト、アプリ、オフラインにおけるデータを「1人のユーザー」に統合してレコメンドを提供。KARTEによって収集・解析したデータだけでなく、社内の基幹システムやさまざまな外部サービス・プロダクトに存在する顧客データもKARTEに統合することで、精度の高いパーソナライズを実現する。
複数イベントによる重みづけ
レコメンド機能では、閲覧や購入以外の複数イベントをレコメンドロジックに加味することができる。たとえば「その商品のページに90秒以上滞在している」という行動をその商品への熱量と解釈し、重みづけをすることが可能である。
複数チャネルによるコミュニケーション
ウェブサイトのみならず、 さまざまなコミュニケーションチャネルで、リアルタイムに商品レコメンドを提供することができる。ウェブサイトでもポップアップだけでなく、ページ埋め込みによる表現も可能で、表示場所やデザインも柔軟に調整することができる。
レコメンド機能では商品データを連携し活用することになるので、レコメンドに加えて、一定期間内に売れた商品などの「ランキング」や、カート投入後・お気に入り登録後に離脱してしまったユーザーへの「リマインド」、新商品発売時やセール時に、ユーザーごとにパーソナライズした商品提案を行う「特定商品の訴求」といった施策も実施できる。