九州旅客鉄道とデジタルガレージ(以下、DG)グループは、「JRキューポ」を起点とした、JR九州グループのCRM・決済プラットフォームを構築し、スマートフォン向けアプリケーションを共同開発する。
JR九州は2017年7月に3つのサービス(インターネット列車予約、JQ CARD、SUGOCA)のポイントをJRキューポに統一し、それぞれたまったポイントを合算し利用できる「おまとめ登録」サービスを開始。DGはこのJRキューポサービスに対し、2018年3月に会員優待ショッピングサイト「JRキューポ ポイントモール」の提供を開始している。同社は、JRキューポ ポイントモールの導入により、JR九州ウェブ会員のJRキューポ獲得機会の向上、会員とのコミュニケーション活性化、デジタルマーケティングに取り組んでいる。
本アプリでは、JRキューポを起点として、ユーザーとJR九州グループのエンゲージメントを高めることを目的としている。買い物や食事の際にスマートにJRキューポを利用できるように、DGが従来提供してきたマーケティング機能に、DGグループのベリトランスが提供するキャッシュレス決済機能を統合し、2次元コードでのポイント付与、還元機能やクーポン提供、2次元コード決済機能などを搭載する予定。2019年中のサービスリリースを目途に現在開発を進めている。