訪日外国人向けのショッピングサポートアプリ「Payke(ペイク)」を展開するPaykeは、中国向けにサービス名称を「配刻(中国語読み:ペイク)」に変更し、中国国内の大手アプリストアへ提供を開始した。
Paykeは、商品についているバーコードをスマートフォンにダウンロードしてスキャンすると、商品パッケージに記載されていない様々な情報が、利用ユーザーの母国語に合わせて表示されるショッピングをサポートするアプリである。Paykeを使うと、店頭で販売されている商品の概要を多言語で表示できるので、商品を購入したい訪日外国人と店舗や観光施設のスタッフとの言語の違いによるコミュニケーションのストレスや、多言語表示の少なさによる不便さを軽減することが可能となる。
Paykeは2015年11月よりAppStore、GooglePlayを通じて海外で展開しており、商品概要やセールスポイント、開発秘話、成分、使い方といった商品の詳細説明が7ヵ国語で表示される。
同社は、2018年12月末より、中国国内向けに中国名「配刻」として提供を開始。AppStoreと百度手机助手のほか、中国ユーザーの利便性向上のため、2019年度内にAndroid版アプリの配信先ストアの追加や、微信などのSNSへのシェア機能の追加、微信ミニプログラムの配信を予定している。
また、UI/UX、商品情報コンテンツ、翻訳レベルの向上も随時対応するほか、中国向けのアプリ提供開始に伴い、オンライン・オフラインのプロモーションも強化していく。