LINEは、同社が運営するコミュニケーションアプリ「LINE」および「LINE」関連サービスを対象とした運用型広告配信プラットフォーム「LINE Ads Platform」の新メニューとして、ダイナミックリターゲティング広告「LINE Dynamic Ads」の提供を開始した。
LINE Ads Platformでは、LINEおよびLINE関連サービスを対象として、2016年からLINEのタイムラインやLINE NEWSにくわえ、LINE BLOG、LINEマンガ、LINEポイント上で広告配信を行っている。
今回提供を開始するLINE Dynamic Adsは、ウェブサイトにおけるユーザーの行動履歴にもとづいて最適化された広告素材を自動生成し、クリックやコンバージョンを促すインフィード型のダイナミックリターゲティング広告である。
利用データの計測などを行う「LINE Tag」を利用し、広告主のウェブサイト上でのユーザーの行動データを蓄積・解析することで、ユーザーの好みや興味関心に合った広告を配信することができる。自動生成された広告は、LINEのタイムライン上に配信されるため、大規模なユーザーへのリーチが可能。今後は、タイムライン以外へも配信先を広げることで、多様なユーザーへのリーチおよびリーチ規模の拡大を目指す。
LINE Ads Platformでは、8月よりシステムの大幅刷新を開始し、順次新システムへの移行を進めている。今後は、LINEサービス内の購買データなどの活用や、LINEの法人向けアカウント広告とのターゲティング連携を通じて、各ユーザーへの最適化をさらに進めていく予定。また、データの蓄積と活用を続けることで、広告配信システムのさらなる最適化や精緻化による企業・ブランドのマーケティング活動の最大化と課題解決を目指す。