楽天とぐるなびは、両社の間で資本業務提携に係る契約を締結することを決議したことを発表した。本資本業務提携により、まず、楽天とぐるなびは飲食店の予約サービスにおける提携をより一層強化していく。
飲食店のオンライン予約は、ぐるなびにとって消費者のさらなる利便性向上、外食需要の増大に繋がるとの観点から飲食店における対応を支援すべく重要な事業として位置付けられている。同時に楽天においては、オフラインサービスである飲食店舗へのエコシステムの拡大という観点で重要な事業とされている。
両社はこれまでも当該事業において、ぐるなびポイントから楽天スーパーポイントへ交換できるサービスの開始など、様々な提携を行ってきた。今回の資本業務提携を機に、飲食店の予約サービスにおける連携強化の一環として、楽天会員とぐるなび会員のIDやポイントプログラム(楽天スーパーポイント、ぐるなびポイント)の連携を進める。
さらに、両社が現在推進している取り組みにおいては、相乗効果を発揮できる領域が多くあると考えている。そのため、上記の取り組みにとどまらず、両社のブランドや蓄積するデータを活用し、多様な飲食店の課題や消費者のニーズに応えるサービスの開発、販売促進を共同して進めることで、両社の事業の強化・拡大に繋げていく。