アジアを舞台に、オンライン旅行事業、訪日旅行事業、ITオフショア開発事業と投資事業を手掛けるエボラブルアジアは、DeNAトラベルを子会社化することに向けて、ディー・エヌ・エーと基本合意したことを発表した。
エボラブルアジアはこれまで、国内航空券での強みを生かしオンライン旅行事業を行ってきた。2018年9月期の連結取扱高は700億円を見込んでいる。
一方、DeNAトラベルは海外航空券・海外旅行分野での強みを中心に、総合旅行サイトを運営しており、2018年3月期のの連結取扱高は約700億円となっている。
今回、旅行市場における互いの強みを生かし、更なるシナジーを創出するため、子会社化を決定するに至った。連結取扱高は2,000億円を目指していく。
子会社化によるシナジーは、以下6点を想定している。
- 国内航空券に強みを有するエボラブルアジアと、海外航空券、海外ホテル、国内・海外ツアーに強みを有するDeNAトラベルが相互の商品を補完することで、総合オンライン旅行会社として一層の商材充実を図ることが可能
- 相互顧客へのクロスセル
- シェア拡大によるブランド力の向上
- ボリュームディスカウントによる仕入コスト削減
- 開発の効率化及び共通化による開発コストの削減
- 人的リソースの相互補完