ジャストシステムは、「Eコマース&アプリコマース月次定点調査(2017年12月度)」の結果を発表した。なお本調査は、15歳~69歳の男女1,100名を対象に、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」において、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用し実施された。調査結果の概要は以下の通り。
昨年末のECセールで、最も認知されていたのは「楽天スーパーSALE」
2017年12月に各ECモールで開催されたセールの認知度は、「楽天スーパーSALE」が50.3%、「Amazonサイバーマンデーセール」が44.3%、「Yahoo!ショッピング年末プレミアム会員セール」は25.0%だった。
各セールの認知者にセール中に買い物をしたかを聞いたところ、買い物をした人の割合が最も高かったのは「楽天スーパーSALE」(37.3%)で、次いで「Yahoo!ショッピング年末プレミアム会員セール」(32.7%)、「Amazonサイバーマンデーセール」(25.1%)となった。
「ライブコマース」の認知度は約3割
ECでの買い物中、リアルタイムに出品者に質問やコメントを送ったり、他の視聴者の反応を見たりすることができる「ライブコマース」について、「知っていて、視聴したことがある」人は8.5%、「知っているが、視聴したことはない」人は20.9%、「知らなかった」人は70.5%でした。
ビットコインの認知度は、男性が約6割、女性が約4割
ビットコインを「所持している」人は5.6%、「知っているが、所持していない」人は43.7%で、合計49.3%が認知していた(男性は57.4%、女性は41.2%)。
現在、ビットコインを所持していない人のうち、今後ビットコインを利用してみたいと回答した人(※)の割合が最も多かったのは10代で35.6%、最も低かったのは60代で3.0%となり、若年層ほど利用意欲が高いことがわかった。
※「ぜひ利用してみたい」「どちらかというと利用してみたい」の合計。
3人中1人が、「スキルシェアリングサービス」を認知
個人の知識やスキルなどをインターネット上で売り買いできる「スキルシェアリングサービス」について、「出品もしくは購入の経験がある」人は9.8%、「サービスの存在は知っているが、利用したことはない」人は23.3%で、合計33.1%の人が認知していた。
【調査の実施概要】
調査名 : 『Eコマース&アプリコマース月次定点調査 (2017年12月度)』
調査期間 : 2017年12月28日(木)~2018年1月4日(木)
調査対象 : 15歳~69歳の男女1,100名
質問項目 :
・今月のEC利用状況を教えてください。
・今月のECでの購入金額を教えてください。
・EC利用の際に使用するデバイスを教えてください。
・各種ECサービスについて利用状況を教えてください。
(楽天市場/Amazon/Yahoo!ショッピング/ベルメゾンネット/ヨドバシカメラドットコム/
ディノス/ニッセン/イトーヨーカドー/ポンパレモール/ZOZOTOWN)
・EC利用時の受け取り方法を教えてください。
・利用しているECサイト(アプリ)からの通知方法を教えてください。
・ECで購入する際に参考にする情報のうち、最も購入の後押しになるものを教えてください。
・「ふるさと納税」の経験有無を教えてください。
・今後の「ライブコマース」視聴意欲を教えてください。
・今後の「ビットコイン」利用意欲を教えてください。
・「スキルシェアリングサービス」を知っていますか。