観光庁が18日に発表した「訪日外国人消費動向調査(平成29年7-9月期)」の調査結果(速報)によると、インバウンド商品は依然として好調のようだ。
平成29年7-9月期の訪日外国人旅行消費額(※)は1兆2,305億円。 前年同期(9,716億円)に比べ26.7%増加。訪日外国人1人当たりの旅行支出は16万5,412円で、前年同期(15万5,123円)に比べ6.6%増加している。
※ 「訪日外国人旅行消費額」は、訪日外国人1人当たり旅行支出×訪日外国人旅行者数で算出
国籍・地域別に訪日外国人旅行消費額をみると、中国が5,432億円(構成比44.1%)と最も大きい。次いで、台湾1,490億円(同12.1%)、韓国1,361億円(同11.1%)、香港941億円(同7.6%)、米国618億円(同5.0%)の順となっており、これら上位5カ国・地域で全体の80.0%を占めている。費目別では、買物代が34.2%と最も多く、次いで宿泊料金(29.7%)、飲食費(21.1%)の順となっている。