アマゾンの音声アシスタントシステムの頭脳となる「Alexa」はクラウド上に構築され、日々学習して進化している。Alexaに話しかけるだけで、音楽の再生、ニュースやスケジュールの読み上げ、タイマーやアラームのセット、プロ野球や大相撲などスポーツ結果の確認などが可能となる。部屋に置かれた専用スピーカー「Echo」の遠隔音声コントロール技術により、部屋中のどんな場所からでも、話しかけるだけで、これらのすべてを行うことができる。
音楽再生やニュースを読みあげるといった機能は「スキル」と呼ばれるアプリによって可能となる。アマゾンは、Alexaスキルを作成するツール「Alexa Skills Kit(ASK)」と、「Alexa Voice Service(AVS)」を日本市場でも展開。日本のパートナーの一部はすでにAlexaスキルの作成を進めており、NTTドコモ、クックパッド、KDDI、積水ハウス、ソフトバンク、NHK、JR東日本、三菱UFJフィナンシャル・グループ、ヤフー、リクルートホールディングス他から提供される予定となっている。