資生堂は、同社が提供する総合美容サイト「ワタシプラス」において、プレイドが提供する「KARTE(カルテ)」の導入を実施した。
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「KARTE」は、サイトを来訪したユーザーの特徴や行動をリアルタイムに解析して可視化し、それぞれのユーザーに合わせたコミュニケーションを可能にするサービス。メールやLINE、SMSやブラウザ通知など、サイト外にいるユーザーへアクションを起こすこともできる。
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同社は、同サービスの導入により、顧客のモーメントに合わせた提案やコミュニケーションをウェブ上で行うことが可能に。2017年5月に行った施策では、まだ会員登録をしていないビジターユーザーと、すでに会員となっているメンバーユーザーに対してクーポンの訴求内容をKARTEで出し分け、クーポンをリマインドするタイミングなどを細かくセグメンテーションした結果、商品購入率が2.5倍になった。
今後、同社は同サービスで得られた「ワタシプラス」上の行動データをプライベートDMPに戻し、顧客の趣向や好みをより詳細にとらえていくことも検討。メールやLINEといったサイト外のコミュニケーションにもデータを活用していく予定だ。