「不要語の除外」とは、入力キーワードから自動的に重要なキーワードを抽出する機能。たとえば、検索ボックスにユーザーが「防水のデジカメ」と入力した場合、不要な助詞「の」を削除し、「防水」「デジカメ」という重要なキーワードを自動的に抽出して、検索結果を表示する。
これにより、曖昧な言葉や状態を表す短文、修飾語がついた名詞を入力した場合でも、ユーザーの希望に沿った検索結果を表示できる。NTTグループのAI技術「corevo」のひとつである形態素解析技術を活用し、本機能を実現している。将来的に、音声検索への展開に対応できるように開発されたものでもある。
導入した「価格.com」 では、昨今、チャットボットなど音声アシスタントの技術向上に伴い、ECサイトは会話型コマー スへ移行が進んでいる背景から、まずはウェブブラウザの検索精度向上に向けた取り組みを検討していた。将来的に、音声検索への展開にも対応できることを視野に入れ、採用に至ったとのこと。