フルフィルメントサービスを提供するアッカ・インターナショナルは、アリババグループが採用するAI物流ロボットの稼働を開始した。
同社は、EC市場拡大にともなう物流界の人手不足の打開策として、同取り組みを実施。商品のピッキング作業と棚入れ作業をロボットで自動化することにより、従来と比較して作業効率が6倍以上になるため、省人化と人件費の削減が実現する。
今回導入されたAI物流ロボットは、蓄積したデータに基づき人気商品の棚を出荷場所の近くに自動で移動させ、倉庫の最適化を図ることが可能。また蓄積したデータは、新商品の需要予測や店舗販売商品の欠品予測などマーケティングにも活用の幅を広げることができる。