JCBは、2017年1月21日以降国内の加盟店15店舗において、同社が発行するJCBギフトカード5,000円券の偽造券982枚(2月1日現在)が不正使用されていたことを確認したと発表した。
JCBでは今後の偽造券の流通を防止するべく、全国のJCBギフトカード取り扱い加盟店および関係者に、偽造券の特徴と識別方法を広く知らせる。また、偽造券発見時には警察への通報とJCBへの連絡を求め、被害拡大防止の体制を整えていく。
今回確認された偽造券は、精巧なデザインで印刷されているものの、下記の点に真正券との相違点がある。
- 表面左上の金額表示「¥5,000」表記の「000」部分の手触りがつるつるしている(真正券はざらざらしている)。
- 裏面左上に記入されている「記入不可」の「記」のごんべんの横線が1本欠けている。
- 裏面右下の券番号の下段数字の大きさが上段数字より小さくなっている。