ヤフーが運営する「Yahoo!きっず」は、「きっず流行語大賞2016」と「きっず検索ランキング2016」を発表した。Yahoo!きっずとは、ヤフーが、子どもに安心してインターネットの利用を提供できる場として運営している子ども向けポータルサイト。検索結果、投稿内容については、専門スタッフが確認した上で表示・掲載している。
Yahoo!きっずが選定した10個のキーワードの中から投票数で決定する「きっず流行語大賞2016」では、今年世界中で大ヒットした楽曲動画「PPAP(ペン・パイナッポー・アッポー・ペン)」が1位を受賞。
主な結果は以下の通り。
■「きっず流行語大賞2016」(トップ5)
1位:PPAP(ペン・パイナッポー・アッポー・ペン)、2位:君の名は。、3位:ポケモンGO、4位:ぺこ&りゅうちぇる、5位:斎藤(さいとう)さんだぞ。
■「きっず検索ランキング2016」(トップ5)
<総合>
1位:ゲーム、2位:マインクラフト、3位:昔の道具、4位:点字、5位:月。
<人名(総合)>
1位:ルイ・ブライユ、2位:織田信長、3位:HIKAKIN(ヒカキン)、4位:徳川家康、5位:はじめしゃちょー。
<人名(有名人・キャラクター)> 1位:HIKAKIN(ヒカキン)、2位:マリオ、3位:はじめしゃちょー、4位:ドラえもん、5位:ピコ太郎。
<ゲーム>
1位:マインクラフト、2位:マリオ、3位:モンスターストライク(モンスト)、4位:ポケモン、5位:スプラトゥーン。
「人名(総合)ランキング」1位の「ルイ・ブライユ」は、6個の点を組み合わせる点字の仕組みを考えたフランスの人物。現在、小学校の国語の教科書に「点字を考えたルイ・ブライユについて調べてみよう」という内容が含まれているものがあり、その結果、検索数が伸びていると考察される。人名(有名人・キャラクター)部門は、チャンネル登録者数が国内トップクラスのYouTuber(ユーチューバー)「HIKAKIN(ヒカキン)」となった。総合ランキングでも2位を獲得したゲーム部門1位の「マインクラフト」はスウェーデンで開発され、世界中で大ヒットしている立方体のブロックを使ったものづくりゲーム。PCのほかにさまざまな家庭用ゲーム機やスマートフォンでプレイすることが可能だ。