大黒屋ホールディングスは、同社グループ(以下、大黒屋グループ)におけるEコマース事業の今後の展開方針と、子会社である大黒屋とラックスワイズ(以下、LW)におけるEコマース事業の統合を発表した。
Eコマース事業の今後の展開方針
大黒屋グループは海外でのEコマース事業展開を進めており、すでに展開している英国に加え、中国でもEコマース事業を開始する予定。それに伴い、日本、中国、欧州におけるEコマース事業や基幹業務において共通利用できるシステムを開発し、初期コストや運用コストの低減を目指す。
大黒屋グループでは、システム構築にあたり、米国シリコンバレーで一元的に企画・コントロールし、プログラマーの人件費が比較的安価なアジアのオフショアも活用することで、低コストで高品質なシステム構築を実現する体制を築いている。
今後は、Eコマース事業をシームレスにグローバル展開するため、共通システムをベースとし、それぞれの地域圏向けには、言語・通貨対応に限定した開発を行っていく。
国内Eコマース事業の統合
統合後は、LWが開発・提供するグローバルに一元化されたシステムの活用を進めていく。また、顧客向けの買い取り・販売業務については、多くのブランド商材を持つ大黒屋において、在庫のロジスティクス業務や値決め等を一元的に行っていく。