気になった商品を後で探しやすくするためにしていること
ジャストシステムは、20~59歳の男女664名を対象に「ECでの上手な買い方調査」を実施した。直近1年間にECサイトで買い物をした人のうち、気になった商品を後から探しやすくするためにしていることとして、「お気に入りに登録する」50.9%、「欲しい商品を保存できるリストに登録する」31.8%、「ショッピングカートに入れておく」30.0%となった(複数回答あり、以下すべて同)。
「ショッピングカートに入れておく」人にその理由を聞いたところ、最も多かったのは「本当に買うべき商品か、冷静に考える時間が必要だから」(66.4%)、次に「複数のECサイトを比較して、条件が最も良いところで購入したいから」(51.7%)、「送料無料にするために、他の商品も探す必要があったから」(45.7%)となった。
重視する情報は「価格・送料・レビュー」
ECサイトでお得に購入するための工夫としては、「ポイント優待サイトを経由して購入している」人が最も多く(37.0%)、「価格比較サイトで、最安値のショップから購入する」(32.8%)、「割引クーポンを確認して、入手してから購入する」(26.4%)が続いた。
ECサイトで購入の取り止めや再考をするのはどんなときかを聞いたところ、最も多かった回答は「送料が高いとき」(61.2%)で、「もっと価格が安い、別のECサイトを見つけたとき」(39.8%)、「レビューに良くない内容が書かれているとき」(30.0%)となった。
また、ECサイトで商品を探すときに重視する情報としても、「価格」(75.7%)を挙げる人が最も多く、次いで「送料」(61.8%)、「レビュー」(42.4%)で、この3項目が購買を左右するポイントとなっている。
EC利用時の端末は「PC」が6割超、若い女性は「スマホ」
ECサイトで買い物をするときに最も利用する端末として「PC」(65.0%)を挙げる人が最も多く、「スマートフォン」(29.8%)、「タブレット」(4.9%)となった。しかし、20代と30代の女性に限ると、「スマートフォン」が「PC」を上回るという結果になった(20代女性:「スマートフォン」(55.3%)、「PC」(42.6%)。30代女性:「スマートフォン」(50.0%)、「PC」(44.2%))。
※ 複数回答あり。
【調査の実施概要】
調査名:『ECでの上手な買い方調査』
調査期間 :2016年6月2日(木)~6日(月)
調査対象 :20歳~59歳の男女664名