仏アドテク企業Criteoは、2016年3月31日を期末とする第1四半期決算を発表。売上高は前年同期比36%(為替変動の影響を除くと39%)増加し、4億100万ドル。トラフィック獲得コスト(TAC)を除いた実質売上高は、前年同期比37%(為替変動の影響を除くと41%)増の1億6,200万ドルとなり、売上高に対する比率は40.5%。純利益は、前年同期比36%増の1,900万ドルとなった。
第1四半期におけるクライアントの純増数は760を超え、四半期としては史上2番目の増加数となった。クライアント維持率は90%を維持。また、モバイル広告のシェアがCriteoにとっての重要なマイルストーンとして捉えていた、ビジネス全体の半分を超えた。
CriteoによるDynamic Product Ads(DPA)との連携を通して、第1四半期に多くのクライアントが新たにFacebookに対応可能となり、現在5,000近い広告主がモバイルやデスクトップ上でDPA配信を活用している。