SGホールディングスグループの海外事業統括会社、SGホールディングス・グローバル(シンガポール)は、インドネシア大手物流企業RPX社と、デリバリーおよびロジスティクス事業領域において業務提携契約を締結した。
RPX社は、インドネシア全域にネットワークを持つ現地の大手物流企業で、特に人口の70%を占め、最重要市場であるジャワ島に強いネットワーク基盤を持っている。インドネシアでは外資規制緩和によりeコマースの成長が今後も大きく見込めることから、その消費市場としての特徴と相俟って国内デリバリーに対するニーズが増加傾向にある。
今回の提携により、SGホールディングスグループの現地拠点である「佐川急便インドネシア」で展開しているフレイト・フォワーディング事業と、RPX社の持つ国内デリバリー、ロジスティクス事業の機能を一体化。国際物流から国内配送まで一貫物流を推進する。また、SGホールディングスグループが展開している3PL(サードパーティ・ロジスティクス)事業、eコマース物流のノウハウをRPX社に提供し、顧客サービスの向上を推進する。