博報堂は、店頭における生活者の買物行動データ測定を強化し、測定データをビッグデータと統合し分析、プラニングに活用することで、買物行動の活性化につなげるアクションプランを提案。特に、従来の調査手法では実現できなかった「無意識下の行動の可視化」と「アクチュアルデータによる行動捕捉」の2つのアプローチを強化する。
さらに、広告・販促投資額・売上データ・生活者データ等の他のビッグデータと統合し分析することで、メーカー・流通双方の売上・利益拡大につながるアクションをプラニングする。
この一連の手法を、博報堂独自のプラニング手法「ショッパーズ・カスケ―ドモデル」として構築。生活者の買物行動を来店前・店内・来店後まで拡大して捉えることができ、より精緻な分析やアクションの検討が可能になる。たとえば、店頭におけるブランドの潜在的なターゲットに向けたプロモーションの展開や、買物行動で商品が手に取られているものの、購買されていない商品を明らかにし、その要因分析を行う。
博報堂は、「ショッパーズ・カスケードモデル」構築にあたり、先行して、無意識下でのブランドに対するイメージを明らかにする調査プログラムの提供を開始している。