アスクルは12月15日、平成28年5月期 第2四半期決算発表を行った。連結業績を見ると、売上高は1499億4400万円で前年同期比13.6%増、営業利益は44億5300万円(171.9%増)、経常利益は44億3200万円(159.8%増)となった。純利益は27億7500万円(213.3%増)で第2四半期連結累計期間としては過去最高益を達成した。
主力のBtoB事業では売上高は順調に拡大し、前年同期比で117億7600万円増収の1348億800万円(前年同期比9.6%増)となった。
BtoC事業の「LOHACO(ロハコ)」は、テレビCMの放映、業務・資本提携先であるヤフーと連携した販促ポイントの付与などの施策を実施して新規顧客が順調に増加。8月にリニューアルしたスマートフォンアプリも継続利用の促進に寄与した。この結果、売上高は前年同期比で62億2400万円増収の151億3500万円(前年同期比69.8%増)。上のグラフにあるように、月次売上高は11月に30億円を突破している。
今年11月には、中国の消費者向け越境電子商取引サイト「Tmall Global(天猫国際)」に本格的に出店を開始。今後は、巨大な小売ECマーケットを有する中国の顧客と日本メーカーをつなぐECプラットフォームの構築も進める。