「人工知能」「ディープラーニング」などのキーワードがマーケティング業界でも注目されているが、ECにおいてはこれまで画像解析における活用にとどまっていた。
EC商品検索・レコメンドなどのソリューションを展開するゼロスタートは、コマースにおけるディープラーニング活用の本命は「消費者と商品の分類」として、自社製品に機械学習の機能を取り入れてきた。一方、テコラスは、多数のマルチGPU(3Dグラフィックスの表示に必要な計算処理を行う半導体チップ)ノードで構成された基盤や、企業向けのデータ解析基盤(Hadoop2/YARNベース)といったITインフラの構築・運用の実績がある。
今回、ゼロスタートの機械学習のノウハウをもとに開発した最新プログラムシステムと、テコラスのデータ解析基盤を連携し「人工知能・機械学習の分散処理プラットフォーム」の提供をスタート。多様なニーズに対応するため、Hosted(月額利用型)/Dedicated(専有型)に加え、各種クラウドサービス(パブリッククラウド/ベアメタルクラウド)での提供を行う予定。ECサイトだけに限らず様々なビッグデータ分析への活用も視野に入れている。