Amazonが取り扱う本、DVD、食品、ファション、オンラインゲームなど約1億タイトルの商品の購入に利用できる、プリペイド式のギフトカード「Amazonギフト券」。
インコム・ジャパンは、購入金額を1円単位で指定して購入することができるPOSA型「Amazonギフト券 バリアブルカード」の販売を2015年6月29日より開始した。
POSAとは、Point of Sales Activationの頭文字をとったもので、レジで支払いが確定した時点で初めて対象のカードが使用可能になる技術を利用した、インコム・ジャパンが運営するプリペイドカードだ。
これまでの「Amazonギフト券」は、コンビニエンスストアなどで販売されているカード額面での購入のみが可能だったが、今回販売開始された「バリアブルカード」は、購入金額を1,500円から50,000円の範囲内で、1円単位で金額を指定して購入することが可能となる。
ユーザーとしては、購入したカードの金額分を使い切れずに余らせてしまうのが気になるところだった。バリアブルカードの登場により、1円単位で購入金額を指定できるのはうれしい。これにより、Amazonギフト券利用者の急増に繋がるのか、注目したいところだ。
利用方法は、これまでの「Amazonギフト券」と同様に、Amazon.co.jpサイト(PCまたはモバイルサイト)のアカウント登録画面にて、カード裏面に記載されている「ギフト券番号」をアカウントへ登録、購入代金の支払いに利用するというのも。
取扱店舗及び販売開始日
- 全国のセブン―イレブン店舗(2015年6月29日~)
- 全国のファミリーマート店舗(2015年7月7日~)
Amazonギフト券 バリアブルカードを提供するインコム・ジャパンは、ギフトカードおよびプリペイドカードに関連した技術の提供を行っており、北米を中心に約400,000ヶ所の流通・販売網を構築。2014年度においては約3.6兆円のプリペイドカード、ギフトカードを流通、販売した。米国アトランタを本社とし日本、カナダ、イギリス、韓国などを含む30カ国にて事業を展開している。