「Q-Store」は、日本語、英語、中国語、韓国語の計4ヶ国語に対応した独自ECサイトを構築できるサービス。Qoo10の管理画面を日本語で操作し、登録した画像を流用して手軽にサイトを構築できるのが特徴。
PBCake社のQoo10上のショップ
Qoo10のデータを活用した独自ECサイト
ドメインは「.com」「.sg(シンガポール)」から選択できる。料金体系は、初期費用10万円のスタンダードプラン、同100万円のアドバンスプランの2タイプがある。
EC事業者にとって、ショッピングモールへの出店は集客が期待できるものの、セール対象商品は目立っても他の商品の購入につながりにくい、モールで買った印象は残るが個々の店名は覚えてもらえないなどの悩みがあった。言語や文化の異なる越境ECであれば、独自ECサイトの集客にはさらに苦戦する。
今回の「Q-Store」では、広告枠以外に、Qoo10上のショップから独自ECサイトへの誘導枠を設けているとのこと。モールのセール商品で注目を集め、独自ECサイトへ誘導するといった施策が考えられそうだ。