デザインカンパニーの株式会社グッドパッチは、株式会社いつもとともに、「顧客起点の商品開発×売れるEC支援サービス」の提供を開始したと発表。
同サービスは、グッドパッチがユーザーニーズを軸に、組織やブランド、商品、サービスの戦略や体験、ビジュアルまで一貫して様々な企業のデザインを手掛けてきた実績と、いつもがもつECマーケティングや運用代行、コンサルティングなどECにおける知見を掛け合わせ、商品と販路(EC)の両軸で課題を抱える企業を支援するもの。
グッドパッチは、2024年5月にmsh株式会社と共同で化粧品ブランド「Ctrlx(コントロールバイ)」を立ち上げ、目元ケアアイテムを開発。化粧品業界で一般的とされる商品開発のフロー、商習慣とは異なるユーザーニーズに根差したアプローチで、アイディエーションからコンセプト作り、商品・サービス設計、ビジュアルデザインなどを実施。店舗・ECともに販売を開始している。
いつもは、同ブランドのEC戦略設計に携わっており、両社はここまでの実績や両社の強みを生かし、課題を抱える企業に対して商品と販路(EC)の両軸で支援するため、新たなサービス提供の開始を決定した。
同サービスでは、化粧品や食品、日用品などフィジカルプロダクトの企画・製造・販売を行う企業に対し、各社のアセットを生かしながら課題や状況に応じてグッドパッチといつもの専門チームが伴走。グッドパッチからは、デザインディレクションやBX(ブランドエクスペリエンス)デザイン、UXデザイン、コピーライティング、グラフィックデザイン、UIデザインなどの職能をもつメンバーが、ユーザーニーズの特定からコンセプト策定、ブランド体験設計、デジタルプロダクトにとどまらない商品開発、クリエイティブ制作などを支援する。
いつもからは、EC顧客のデジタルデータを活用した戦略立案から、ECサイト運営、広告運用、SNS・デジタルマーケティング、カスタマーサービス、EC物流・フルフィルメント設計の領域まで一貫した知見と経験をもつメンバーが支援。提供プランは「商品アイディエーション」「ユーザー体験設計」「ブランド開発」「クリエイティブ制作」「EC販促・プロモーション戦略策定、実行」の5つのステップに分類されており、事業やブランドの成熟フェーズ、企業の組織状況、予算などに応じてカスタマイズしながらブランド育成と拡大に貢献する最適なアプローチを提案するとのこと。