ペライチは、中小企業や個人事業主向けに新しい決済サービス「ペライチリンク請求」の提供を開始した。
同サービスは、これまでの「ネットショップ型」決済とは異なり、商品やサービスを購入する際に事前にカートを使用することなく、URLやQRコードを用いた決済リンクを介して直接決済ができる仕様となっている。これにより、購入手続きの簡便化や即時請求、迅速な決済が実現できるという。
「ペライチリンク請求」の特徴
通常の「ネットショップ型」決済の場合、商品やサービスの販売サイトにある既存商品から必要なものを選択してカートに入れた後に、決済処理がおこなわれる。しかし、この方法は「カート落ち」が発生する可能性が高く、売上が伸び悩む要因だといわれているほか、販売主が事前に登録した商品の条件のみでの販売となるため、エンドユーザーの購入シーンや個別ニーズへの柔軟な対応が難しい点が課題となっていた。
「ペライチリンク請求」は、販売主側が作成した専用の決済リンク(URL・QRコード)からそのまま決済画面に遷移できる仕様となっているため、カート落ちの防止やCVRの改善、販売機会損失の軽減が見込めると同社は考えているという。