株式会社visumoは、CXを向上するビジュアルマーケティングプラットフォーム「visumo(ビジュモ)」において、新機能・新テンプレートのリリースを発表した。
visumoは、ブランド事業者がもつオウンドメディアのビジュアルをAIで最適化し、CX向上に貢献するビジュアルマーケティングプラットフォーム。導入実績は800社超となり、Instagram連携UGC活用機能、ビジュアルコンテンツのAIレコメンド機能、動画接客機能、スタッフ投稿機能、SNSライクなユーザー体験を提供できる各種テンプレートなど、ビジュアルでサイトのCVR・回遊率・滞在時間などを向上させるための機能を提供している。
今回、新たにvisumoからAIでコンテンツをレコメンドする「visumo recommend(ビジュモ レコメンド)」機能と、SNSのようなユーザー体験を自社サイトへ実装できる新テンプレート「フィードモーダル」がリリースされた。それぞれの詳細は、次のとおり。
新機能「visumo recommend」
visumoに集めた画像や動画などのコンテンツを、AIを用いてユーザーの閲覧行動に合わせてレコメンド表示する機能。SNSの発見タブのようなユーザー体験が、自社ECサイトでも実現可能となる。
同機能では、ユーザーのクリックや閲覧ページなどの行動履歴とコンテンツの関連性をAI分析し、ユーザーの好みにカスタマイズしたコンテンツを表示。気になるコンテンツが次々登場する形式により、ECサイト訪問ユーザーへセレンディピティ体験(偶発的な出会い)を提供可能となる。関心の高いコンテンツの発見により、コンテンツのクリック(閲覧)率やコンバージョン率の向上などの顧客体験価値(CX)向上に役立つことが見込まれるという。
なお、同機能では企業や各店舗・ブランドが運用するInstagramの投稿、リール動画、アーカイブ動画だけでなく、ユーザー投稿(UGC)やスタッフが投稿するスタイリングなど、ブランドが所有する様々なクリエイティブの収集・表示・展開が可能となっている。
新テンプレート「フィードモーダル」
フィードモーダルは、SNSのようなユーザーインターフェーズ(UI)をECサイト上へ実装できるテンプレート。同テンプレートの活用により、投稿をクリック・スクロールすると、連続で写真や動画などのコンテンツ、関連商品が閲覧でき、Instagramのリール動画やYouTubeのショート動画、TikTokなどといったSNSに近しいユーザー体験が提供可能だという。
これらは、既に株式会社バロックジャパンリミテッド、株式会社ジェイ・ビー、株式会社ダッドウェイなど複数社が先行導入しているとのこと。
株式会社バロックジャパンリミテッド
「MOUSSY(マウジー)」「SLY(スライ)」「RODEO CROWNS WIDE BOWL(ロデオクラウンズ ワイドボウル)」「rienda(リエンダ)」「AZUL BY MOUSSY(アズール バイ マウジー)」など、19のブランドを扱う株式会社バロックジャパンリミテッドの公式通販サイトでは、新機能・テンプレートの双方を導入。
通常の発見タブ(検索ページ)では、最新投稿やアクセスの多い投稿が表示されていたが、visumo recommendを適用することでユーザーの閲覧行動に合わせた写真や動画を表示できるようになったという。
株式会社ジェイ・ビー
レディースシューズを取り扱う「RANDA」を展開している株式会社ジェイ・ビーは、新機能・テンプレートの双方を導入。通常のスタッフスタイリングのみの投稿と比べ、フィードモーダルを適用したvisumo recommendでは、商品ページの回遊率が約4倍を記録しているとのこと。
株式会社ダッドウェイ
「Ergobaby(エルゴベビー)」「Sassy(サッシー)」「NUK(ヌーク)」「munchkin(マンチキン)」をはじめとするインポート育児グッズ・おもちゃや、日本のファミリーのニーズに合わせたオリジナルアイテムを展開するセレクトショップ「DADWAYオンラインストア」は、フィードモーダルを導入。Instagramのユーザー投稿やアンバサダー、店舗スタッフの投稿、公式Instagramで発信しているリール動画など、様々な写真・動画素材の収集・展開をvisumoを通して実現している。
visumoは、今後もCX向上につながる様々な機能やテンプレートの開発・実装を予定しているという。