ヘラルボニーは、フランス・パリに新たに子会社「HERALBONY EUROPE」を設立した旨を発表した。
同社は2024年7月に設立され、新会社のCEOには、ヘラルボニーの現COO 忍岡真理恵氏が就任。同年9月より、世界規模のスタートアップ集積施設「StationF」を拠点として本格的に活動を開始している。
フランスでは、BtoB事業のライセンスビジネスを主軸として、欧州の現地企業との協業を目指す見込み。ヘラルボニーが管理する2,000点以上の異彩作家によるアートデータを活用し、「障害」のイメージ変容につながる事業をグローバルに展開する予定だという。
また、現地の福祉施設などを通じて、新たに海外のアーティストとの契約締結に向けた取り組みも推進するとのこと。
なお、2024年9月25日から始まるパリ・ファッションウィーク(ウィメンズ)の期間に合わせ、9月23日から10月1日にかけて、パリ・マレ地区に位置するアートギャラリー「Galerie Christian Berst」で「HERALBONY」初の海外展示会を開催する旨も発表。展示会では、シルクサテンのスカーフを中心に、HERALBONYの新たな世界を紹介するという。