トランスコスモスは、各種業務システムで管理している物流関連のデータと受注・出荷情報、配送会社別の運賃請求情報を自動照合して、コスト上昇要因や課題を特定する「物流コスト最適化サービス」の提供を開始した。
同サービスは専用プラットフォームで提供される。分析結果にもとづく改善策を提示し、SCM(サプライチェーンマネジメント)の最適化を支援する。また、働き方改革関連法の施行にともなう時間外労働の上限規制など、2024年問題の課題解決にも寄与するとのこと。
トランスコスモスは、物流コストの可視化により改善策を提示し、分析レポートをもとにした定期報告書の作成や物流管理業務の効率化を実現。物流統括管理者を支援する。
また、2025年初旬にはPSI(生産、調達、販売計画、出荷、在庫)情報を可視化し、欠品や在庫過多を防止する「定在庫最適化サービス」も提供予定となっている。
物流コスト最適化サービスの主な機能
- 物流コスト分析レポート:納品先顧客別・商品別・営業本部別・営業担当別・物流会社別など
- 物流コスト変化要因レポート:距離・重量・回数・販売金額・配送ばらつきなど