「販促クラウドSPinno」を提供するSPinnoは、50店舗以上を展開する小売企業に在籍し、売り場づくり(店内外のレイアウト設計・装飾、商品陳列・ディスプレイ、棚割り、催事スペースの企画運用、販促・プロモーションの企画実施など)の企画・実行に関わっている会社員(売り場担当者)を対象とし、店頭における売り場づくりに関する実態調査を実施した。
同調査結果の詳細は、次のとおり。
半数以上が売り場づくりの作業を「週1回」以上実施 店舗で販促物の作成作業を実施する担当者も4割超
まず、売り場のディスプレイ変更の頻度について、約60%の売り場担当者が「週1回」以上と回答。
続いて、売り場で使用している販促物を作成する部門を問う質問(複数回答可)では、「マーケティング部門や本部などの管理部門」という回答が57.2%、46.6%が「店舗で作成している」と回答した。
前の設問と照らし合わせると、週1回以上の頻度で売り場への販促物設置・ディスプレイ変更作業をおこないながら、自身で販促物の作成も実施している売り場担当者が少なくないことがうかがえる。
売り場づくりに期待する効果は「販促」「集客」、次いで「目新しさ」と「工夫の楽しみ」
続いて、売り場の変更や新しい販促物の設置について、売り場担当者はどのような効果を期待しているのかという質問では、1位は「販売促進、売上向上」、2位は「店舗への集客力向上」、「店舗の目新しさ・季節感UP」「店舗で工夫する楽しみ・モチベーション」という結果に。
この「販促物に期待する効果」の設問では、小売業の業種によって、順位に差異があった点も注目すべきポイントだといえる。
「販促」「集客」など数値の成果を期待しながらも課題は「効果測定」 業務工数も圧迫に
最後に、売り場づくりにおける課題についての質問では、「売り場づくりによる効果測定が難しい」「営業時間・業務時間内に作業ができない」という回答が上位となった。
前の質問の「期待する効果」に対しては、「販売促進、売上向上」「集客力向上」など数値的な効果に期待を寄せる回答が多かった一方で、効果測定はできていないという矛盾が生じている。
また、冒頭の質問では「週に1回」以上の高い頻度で売り場変更をしていると回答があったなか、「作業時間」に課題を感じているという回答が多く、売り場づくりの作業が工数を圧迫している可能性が考えられる。
調査方法
- 調査期間:2024年7月8日〜11日
- 調査対象:50店舗以上の店舗を有する小売流通企業にお勤めで、「売り場づくり」の企画・実行に携わる20~50代の男女
- 調査人数:438名(有効回答数:421名)
- 調査方法:ジャストシステム提供「Fastask」によるインターネット調査