アダストリアは、新たなフリマサービス「ドットシィ」の決済パートナーに企業向け経済インフラ・プラットフォーム「Stripe」を採用したことを発表した。
ファッションブランド「GLOBAL WORK」「niko and…」「LOWRYS FARM」などを展開するアダストリアが、新たにCtoC領域に挑戦。同社グループのブランドスタッフ・ショップスタッフが出品者となり、顧客がスタッフから直接購入できるフリマサービス「ドットシィ」をリリースしている。
同サービスでは、従来のECサイトとは異なり、売上金のプールや売上金から手数料を引いて出品者に振り込むなど、CtoCプラットフォーム独自の機能が必要だった。これに対応するため、Stripeの導入を決定したという。
導入にあたり、Stripeのプロフェッショナルサービスを使い、要件定義から開発を3ヵ月で完了。導入後は売上や手数料、ポイントの利用状況をダッシュボードで管理し、効率化を図っているほか、グロースサポートも活用。出品前の振込先口座の登録・審査、本人確認書類の不備や名字変更によるアンマッチなどを事前にクリアし、振込段階でのトラブルを回避するフロー構築などの工夫も実施しているという。
また、アダストリアは不正利用を防ぐStripe Radarを活用した安全な決済環境の構築や、同社のファッション特化型メタバースプラットフォーム「StyMore」へのStripe導入も実施。幅広いサービスでのStripe活用を進めているとのこと。