ビームスは、ソーシャルVRプラットフォーム「VRChat」に、バーチャル活動の拠点となるワールド「Tokyo Mood by BEAMS(トーキョー ムード バイ ビームス)」を公開した。
同ワールドは、東京の繁華街と路地裏をリアルに再現し、バーチャル空間での交流を促すもの。鉄道高架下の飲食店やゲームセンター、路地裏の居酒屋などを、ユーザーが自由に探索できる。
ワールド内のBEAMS店舗では、アバター用に販売中の3D衣装をウィンドウやマネキンに展示。試着室では、ユーザーが自身のアバターを用いて3D衣装を試着できる。いずれもユーザーのPCブラウザからワンクリックでECサイト「BOOTH」の商品ページを開けるため、そのまま3Dデータ商品の詳細を確認し、購入手続きへ進められる。
BEAMS店舗の内外装、および店内に展示される衣装の制作を手掛けたのは、2022年よりBEAMSの3D商品の制作を担当する3Dモデラー、Cornet(SELECT SHOP -Cornet-)。ワールド公開に合わせて発売したBEAMSロゴ入りの3D衣装は、これまで同様、現実でも販売しているリアル商品をもとに企画されており、自身とアバターで同じファッションを楽しむことも可能となっている。
なお、同ワールドの制作は、VRで映画製作をおこなう「QADESH PROJECT」が手掛けている。BEAMSは、このバーチャルワールドを通じて、ユーザーとの新しいかたちの交流を目指すとしている。