DeepLは、企業向け翻訳ソリューション「DeepL Pro」の提供地域を165の市場に拡大することを発表した。対象地域は、アジア太平洋、アフリカ、ヨーロッパ、南北アメリカ、南極地域を含む。
DeepL Proを含むDeepLの言語特化型AIプラットフォームは、グローバル企業の社内コミュニケーションやカスタマーサポート、新規市場開拓など、多岐にわたる言語関連の課題に対応。各言語に特化したチューニングやビジネスで必要となる翻訳および文章作成で重視される正確性を担保し、正確な翻訳の提供や偽情報・誤情報のリスク低減を実現しているという。
DeepL Proの主な特徴
- データセキュリティ:すべてのデータは処理後に削除。第三者との共有やDeepLのAI学習へ使用することはなく、EU一般データ保護規則(GDPR)、ISO 27001およびSOC 2 Type2認証にも準拠している。
- 無制限のテキスト翻訳:DeepL Proは無制限のテキスト翻訳を提供しているため、大量の翻訳を必要とする場合も要件を満たすことができる。
- 翻訳機能:言語と翻訳に特化した独自の特殊AIモデルと言語専門家の意見を取り入れ、高精度な翻訳を実現。
- パーソナライズ機能:拡張されたパーソナライズ機能で一貫したブランドメッセージを維持し、効率的なコミュニケーションを支援する。
- 強化された文書翻訳機能:大容量ファイルをもとの形式を保持したまま翻訳できる。
- DeepL APIとのシームレスな統合:DeepL API Proプランを導入すれば、企業はウェブサイト、アプリ、社内製品などの翻訳を容易に実現できる。これにより、規模に応じた高品質な多言語コミュニケーションが実現可能となる。