GMOメイクショップは、ECサイト構築ソリューション「GMOクラウドEC」に新しいデザイン管理機能を追加した。同機能により、ECサイトのフロントデザインなどを運用する管理画面内のCMSから、デザインの一括変換が可能となる。
GMOクラウドECは、中規模から大規模ECサイトに必要なカスタマイズに対応したECサイト構築ソリューション。シングルテナント方式を採用した「クラウドECプラン」や、SaaS型の「makeshop byGMO」をベースに、追加で必要な機能のみを開発できる。
新たなデザイン管理機能のポイント
GMOクラウドECの新たなデザイン管理機能では、複数のサイトのデザインとコンテンツを一括で管理可能となる。さらに、各機能と項目配置が見直されたことで、事業者はより直感的かつ効率的にCMS上でサイト管理できるようになった。
新たなデザイン管理機能の詳細
すべてのページデザインを、1セットとして管理できる「バージョン管理」、バージョンの公開設定を一括で管理できる「リリース管理」の機能が新たに追加された。これらを組み合わせることで、イベントや季節に合わせてデザインを自動で切り替える、特定の時間帯のみ一部のデザインレイアウトを変更してテストを行うなど、ニーズに合わせた柔軟な活用を支援できる。
バージョン管理機能
- 複数のページやコンテンツの変更を一括管理
- 複数のページにまたがるバージョンごとのステージング(テスト)環境での確認、本番公開バージョンの切り替え、過去のバージョンへの差し戻しが可能
- 修正・追加・編集を行ったファイルは、バージョンごとに管理
リリース管理機能
- 各バージョンのリリース先やリリース日時を設定・管理することが可能
ページ管理・スタイルシート管理機能
- バージョンや複数のサイト間で、ページ・スタイルのコピー、削除、編集が可能
- CMS上でページやスタイルシートの編集・新規作成が可能、編集内容をプレビューにも対応
コンポーネント管理機能
- 複数ページで使用されるコンテンツやスタイルシート、スクリプトを一元管理
- おすすめ商品リストやボタンデザイン、共通タグなどをコンポーネント化すして一括変更や削除が可能
お知らせ管理機能
- 更新頻度の高いお知らせ項目を手軽に管理・更新
- 複数サイトのお知らせを一元管理し、CMS上でお知らせ内容を編集し、配信設定が可能。お知らせの分類やタグによる管理を行える
- 公開開始時間や終了時間の設定、公開範囲設定、下書き機能やバージョン管理機能を追加