博報堂は、AIとユーザーとの会話を通じて潜在的ニーズを発掘し、興味関心を喚起しながら、自然な流れで商品やサービスをレコメンドするコミュニケーション技術を開発し、特許を取得したことを発表した。
同技術は、AIとユーザーの会話を通じて、好みや実は興味をもっていることなどを見いだし、そのニーズに合わせた商品やサービスのレコメンドを最適なタイミングで会話に自然に組み込むことを可能とする。その際、ユーザー本人の同意取得の範囲において、購入履歴や過去の会話、会員情報といった属性情報も活用し、精度を高めるという。
同技術を用いることで、AIがセールスパーソンのような役割を担い、会話のやり取りのなかでニーズを汲み取って、違和感のない形での商品紹介を実現できるとしている。
今後は、同技術を活用した他社との協業の可能性も視野に入れ、AIを活用していくとのこと。