食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地は、同社が運営するOisixの冷凍商品の物流拠点となる「ORD厚木冷凍ステーション」が竣工したことを発表した。
「ORD厚木冷凍ステーション」は、これまで同社が使用していた施設から敷地倉庫面積が約3.7倍、物流稼働量は約2.8倍となる冷凍商品専用の物流センター。2024年2月末より稼働開始予定だという。
使用電力はすべて再生エネルギー電力を使用し、サステナブルリテールをめざす同社の事業成長を後押しする拠点施設となる。
ORD厚木冷凍ステーションは、メイン物流拠点であるORD海老名ステーションと連動することで、物流効率化を目指し収益力を高めることを目的としているという。
ORD厚木冷凍ステーションについて
新たに竣工した「ORD厚木冷凍ステーション」は、同社が運営するEC食品宅配サービスOisixの冷凍商品の専用物流施設となり、全国の取引先から入荷した冷凍商品を集約し、出荷するための拠点となる。
アフターコロナで時短調理やタイパニーズが加速するとともに、近年の冷凍食品の技術力向上もあり、家庭での冷凍食品の使用機会が増えているといわれている(2023年2月 日本冷凍食品協会調べ)。同社でも冷凍食品の商品取扱数は増えており、今後もニーズの増加を見込んでいる。
また、Oisixの会員数は約40万人となり(2023年9月末時点)、多くの消費者が冷凍食品をネットで購入している状況があり、同社では安定した冷凍商品の物流体制の構築を目指す考え。
ORD厚木冷凍ステーションは2024年2月末から稼働を開始する予定となっている。