Contentsquare(コンテンツスクエア)は、同社が提供するデジタル顧客体験アナリティクス(Digital Experience Analytics:DXA)プラットフォームが、トヨタホームに導入されたことを発表した。
トヨタホームは、同ソリューション導入でデジタル上での顧客インサイトを把握し、住宅の購入を検討している顧客が本当に求める情報を興味関心を損なうことなく届けるほか、展示場への来場予約などといったリアルな体験にシームレスにつなげ、販売機会の拡大に取り組むとしている。
ContentsquareのAI搭載型プラットフォームは、カスタマージャーニーにおけるあらゆるタッチポイントで、顧客の行動、感情、意図に関する、コンテクストを重視した豊富なインサイトを提供。このインサイトを利用することで、ブランド運営者は顧客との間に共感を築き上げ、持続的なインパクトを生み出すことができるという。
トヨタホームでは、自社のウェブサイトで展開するデジタルコンテンツで育んだ顧客の興味関心を、展示場や分譲地への来場予約をはじめとしたオフラインの体験につなげるOMO(Online Merges with Offline:オンラインとオフラインの統合)を加速したいと考えていた。
そこでトヨタホームが、Contentsquareのデジタル顧客体験アナリティクスを評価したところ、ウェブサイトの来訪者がたどる導線を来訪者の目線で追体験でき、それをページからページという荒い単位だけではなく、ページ内におけるあらゆる要素やコンテンツの単位で極めて細かく確認できるため、「どこで」にとどまらず「なぜ離脱してしまったか」を分析することが可能になると判断。これにより、具体的にどこを・どのように改修すべきかの仮説を高い精度で立てたうえで、改善の施策を推進できると考え、今回の導入に至った。