プレイドは2023年12月13日、リーン・サイト運営プラットフォーム「KARTE Blocks」のメジャーアップデート実施を発表。また、メジャーアップデートに先立ち、KARTE Blocksはプレイドが開発・提供するCXプラットフォーム「KARTE」のデータ解析基盤との連携を強化した。
今回、提供開始される五つの新機能およびアップデートの詳細は、次のとおり。
1.ブロックテンプレート
ブロックテンプレートを提供する、ブロックストア機能を大幅アップデート。「カルーセル」「追従バナー」など、汎用的なテンプレートが総計40種類となった。UI/UX観点で、利用時のTips表示、サイト特性やビジネスモデルなど利用シーンにあったテンプレートの検索機能も実装された。
2.ダイナミックブロック
従来は静的なブロックのみ配信可能だったが、商品テーブルやユーザー情報の連携により、ユーザーのコンテクストに合わせて動的にブロック内のコンテンツを自動で組み替えられるようになった。タグ一行を導入すれば、サイトへのダイナミックブロック自体の追加設置、A/Bテスト、パーソナライズ、効果検証が可能。なお、本機能は2023年12月時点で、限定公開ベータ版で提供されており、ベータ版の一般提供は2024年春頃の予定となっている。
3.ページプレビュー
ブロック単位で柔軟に編集・配信できる特長を活かしながら、どのようにサイトやページが表示されるか立体的に確認可能となった。スピーディなブロック編集・配信と体験管理を、スムーズかつシンプルに両立したとのこと。
4.ユーザー別の効果探索
本機能では、ワンクリックでブロック配信時のユーザーセグメントごとに効果を再集計・可視化できる。
5.ライブ連携
ブロックを表示したり、クリックしたユーザーが来訪した際の様子を動画で再現したりできる。本機能は、「KARTE Live」の一部の機能をKARTE Blocksを通じて提供される。