メルカリが運営するEコマースプラットフォーム「メルカリShops」は、クラウド(SaaS)型 EC Attractionsを提供するネクストエンジンを運営するNE(エヌイー)、助ネコEC管理システム(以下、助ネコ)を運営するアクアリーフとAPI連携したことを発表した。
「メルカリShops」は2021年10月より提供開始し、EC化支援事業を推進している。
新型コロナウイルス感染拡大にともない、オンラインで買い物ができるEC市場に注目した事業者が増えたことから、BtoC EC市場におけるEC化率は6.76%(2019年)から8.78%(2021年)、9.13%(2022年)に伸長するなど、事業者のネットショップ開設率は増加している(経済産業省(2023年8月)「令和4年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」)。
従来自社やほかのECサイトでオンライン販売を行っている事業者においては受注管理などを効率化するシステムを利用している場合が多く、「メルカリShops」でもそのようなシステムとの連携ができないか、多くの事業者より要望が寄せられていた。
今回新たに2社とAPI連携をすることで、EC一元管理システムを通した「メルカリShops」の商品在庫管理や受注管理が可能になり、すでにECサイトを運営している事業者がより「メルカリShops」へ参入しやすくなることを見込んでいる。