三越伊勢丹は、“もしもの未来の暮らしから、ファッションの可能性を考える” リアル×メタバース横断型イベント「FUTURE FASHION EXPO(フューチャー ファッション エキスポ)」を、2024年3⽉31⽇まで開催する。
三越伊勢丹にとって初めての取り組みとなる「FUTURE FASHION EXPO」は、現状の社会課題や最新技術から発想した「もしもの未来シナリオ」を題材とする、<FUTURE FASHION AWARD>、<FUTURE FASHION WORKSHOP>、<JOURNAL>などの企画から構成されるイベント。
同社グループは、戦略の⽅向性の1つに「リアル店舗とオンラインを融合したシームレスな顧客体験価値の提供」を掲げている。同イベントにおいても、全国の⼩中学⽣に向けたワークショップや、同社のメタバースアプリ「REV WORLDS(レヴ ワールズ)」上でのスペシャルイベント、アワード受賞作品の三越⽇本橋本店での表彰式や伊勢丹新宿本店ショーウィンドウ展⽰など、リアル×メタバース横断型イベントとなっている。
同イベントを通じてリアルとメタバースを組み合わせた新たな顧客体験を創造していくとともに、様々な未来における⼈々の暮らしやファッションを想像・議論する場を作ることで、参加者とともに社会課題について考えを深め、ファッションの新たな可能性を探求していくことを⽬指す。
<もしもの未来シナリオ>について
<もしもの未来シナリオ>は、イノベーションリサーチやコンセプトデザインを専⾨とする未来予報株式会社とともに、三越伊勢丹が同イベントのために開発したシナリオ。シナリオの開発にあたっては、「スペキュラティブデザイン」と呼ばれる発想⼿法をヒントにしている。同⼿法は、意図的に現在の世界とは異なる“別の世界の可能性”をデザインとして提⽰することで、未来について思考するきっかけを作る問題提起型の思考法だという。
今回のイベントでは、次の5つのシナリオを設定。いずれも現状の社会課題や最新テクノロジーを背景とした「起こりうるかもしれない未来」を描いたシナリオとなっており、様々な未来における人々の暮らしやファッションを想像・議論するためのツールとなっている。