HIKKYは、同社が提供するウェブメタバース開発エンジン「Vket Cloud(ブイケットクラウド)」が、セブン&アイ・ホールディングスのプライベートブランド「セブンプレミアム」の食品ロス削減や環境保護を目的としたサステナブルな取り組みを紹介するメタバース空間「セブン&アイ メタバース」の制作に採用されたことを発表した。制作はHIKKYの合弁会社であるHIPが担当した。
「セブンプレミアム」では、商品開発において原材料を無駄なく活用するSDGs(持続可能な開発目標)を推進する活動を行っている。このセブン&アイグループの取り組みについて、ウェブメタバースならではの演出とともに、来場者が楽しみながら理解を深められる特設メタバース空間がVket Cloudの技術を用いて制作、公開された。
セブン&アイ メタバースの特徴は、次のとおり。
メタバースならではのギミックでセブン&アイグループのSDGsについて学べる
メタバース空間上には、食品ロスや環境保護に目を向け開発されたセブンプレミアムの4つの商品が様々な場所に置かれており、来場者はメタバース空間でそれらの商品を探しながら会場内を探索できる。
商品に触れることで体験できるいろいろなギミックとともに、セブン&アイグループのSDGsの取り組みについてわかりやすく学べる仕組みとなっている。
完全無料、会員登録不要で体験が可能
Vket Cloudで制作したメタバース空間は、専用機器やアプリのダウンロードなしで、スマートフォンやパソコンのウェブブラウザからアクセスが可能。セブン&アイ メタバースでは、会話機能やテキストチャット機能を搭載していないため、子どもも安心して利用できる。
メタバース空間内のコンテンツはParad(パラド)から配信
同メタバース内に設置されている4商品の3Dオブジェクトやポスター画像、動画コンテンツは、HIPが独自に開発・提供するコンテンツ配信ソリューション「Parad(パラド)」を使って配信。メタバース空間ならではの演出で訪問者にとってわかりやすい表現のもと、セブン&アイグループのSDGsの取り組みを知るきっかけとして提供される。