フリークアウト・ホールディングス(以下、フリークアウトHD)は2023年10月23日、新たに自社で開発したリテールメディア特化型サイネージ端末を、グループ会社・ストアギークへ提供開始したと発表した。
本サイネージ端末は、商品棚への設置に最適化し、小売実店舗におけるリテールメディアのインフラとして、フリークアウトHDが開発したもの。
これまで、商品棚に置かれているサイネージには、商品陳列スペースを圧迫するという理由で、画面サイズは小さく、視認性の低い端末を使わざるを得ないという課題があったとのこと。この課題を解決するため、フリークアウトHDは、商品棚への設置に特化したサイネージハードウェアを新たに開発した。
本サイネージ端末におけるハードウェアの主な特長
1.商品棚への柔軟な設置
商品棚の中にサイネージを置かず、商品陳列スペースを奪わない設置方法。棚の奥行き・高さに柔軟に対応できるスタンドを有する。棚専用の設置スタンドがサイネージと一体化することで、別途什器を購入する必要がない。
2.大画面・両面ディスプレイ
ディスプレイサイズが3〜10インチの従来の電子POPと比較し、大きな画面を採用。視認性が向上された。また、商品棚に対してディスプレイ部を垂直に設置しディスプレイを両面に据えることで、棚前通路の両方向からくる顧客へアプローチが可能となった。
3.コンテンツのオンライン管理
サイネージに表示される動画などのコンテンツは、すべてオンラインのCMS(コンテンツ管理システム)で管理。USBメモリなどを用いた端末ごとのコンテンツインストール作業は不要となっている。